中性子星
中性子星(ちゅうせいしせい、neutron star)とは、質量の大きな恒星が進化した最晩年の天体の一種である。中性子星は質量が太陽程度、半径7004100000000000000♠10 km程度、大気の厚さは7000100000000000000♠1 m程度で、中性子が主な成分の天体である。密度は太陽の密度の7014100000000000000♠1014倍以上もあるとされている。およそ7015100000000000000♠109 t/cm3とその桁外れに大きい密度のため、中性子星の表面重力は地球の表面重力の7011200000000000000♠2×1011倍もの大きさがあり、脱出速度は7000100000000000000♠1/3 cに達する。中性子星は大質量の恒星の超新星爆発によってその中心核から作られるが、中性子星として存在できる質量にはトルマン・オッペンハイマー・ヴォルコフ限界と呼ばれる上限値があり、それを超えるとブラックホールとなる。上限の質量は、太陽質量の1.5倍から2.5倍の範囲にあると考えられている。下限は太陽質量の0.1倍から0.2倍程度。
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